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  • 執筆者の写真mizunekkojp

Deep Water Culture (DWC) System とは

更新日:2023年5月30日


水耕栽培とひとくちに言っても、その栽培方法にはいくつか種類があります。この記事では、その中でも人気の栽培方法である「Deep Water Culture System」について、その特徴や運用方法を取り上げます。


 

(画像:自宅キッチンで栽培中のチンゲンサイ)


Deep Water Culture System とは?


Deep Water Culture System ( = DWCシステム) とは、植物の根を液体肥料に浸して育てる水耕栽培の方法です。


Cultureと聞くと「文化」という意味を想起される方が多いかと思いますが、この場合の意味は「培養」とか「栽培」という意味でしょう。日本語に訳すと、「潅液水耕栽培」と呼ばれているようですが、この記事では以下、DWCシステムと呼びます。


 

DWCシステムの機能と必要なもの


1.液体肥料を貯める容器

DWCシステムにおける植物の根は、液体肥料の中で根を張ることになります。ここで使用する容器は、その根が窮屈にならないだけの十分なスペースがあるものを用意しましょう。

また、液体肥料を貯める容器には緑色の藻が発生することがあります。藻の発生を防ぎたい場合は、遮光性のある容器がおすすめです。透明なタッパーなどを使う場合は、遮光ビニール袋などの光を遮るものでカバーすると効果的です。

2.ネットポットと培地

3.エアポンプ

4.植物育成用ライト

5.pH測定器


どんな野菜の栽培におすすめ?


レタスやホウレンソウなどの葉菜類、ハーブなどの栽培に適しています。

培地を深さのあるものにすることで、タマネギやダイコンなども育てられることは可能ですが、収穫までに時間がかかる上に、難易度が高いことが想定されます。



DWCシステムは自作できるか?


はい。DWCシステムで必要な材料の多くは、100均などで集めることができます。かんたんな構造なので、すぐに始めることが可能です。



かんたんな手順をご紹介


1.液体肥料を貯める容器を準備


適切なサイズの容器を選択します。藻の発生を防ぐために遮光性が必要です。ネットポットを安定させる必要がある場合は、蓋付きの容器を準備し、ネットポットを収容できる大きさの穴を蓋に開けます。


2.ネットポットと培地


ネットポットに培地を入れます。まずはかんたんに準備できるスポンジを培地にすると良いかもしれません。スポンジを使う場合は、中央に切り込みを入れ、そこに種子または苗木を埋め込み安定させます。バーミキュライトを使う場合などは、ネットポットの隙間から培地がこぼれ落ちるのを防ぐために、不織布などを敷いて準備すると良いです。


3.エアポンプ


容器の大きさによってはエアポンプが入らないケースもあるかと思います。その場合は無理にエアポンプを準備する必要はありません。ただし長期で植物を育成する場合は、エアポンプを導入することで、根の状態をより良く保つことができるでしょう。


4.根を液体肥料に浸す


培地から伸びている植物の根を、液体肥料に浸します。液体肥料は蒸発などで減っていきますので、根が浸水しないほどに減ってきた場合は継ぎ足します。液体肥料の状態が良くなさそうであれば、液体肥料をすべて入れ替えても良いでしょう。液体肥料の希釈は、各メーカーが推奨する倍率で準備してください。


5.植物育成用ライト


日当たりの悪いキッチンで育てる場合や、日照時間の短い季節の場合、植物によっては思うように育たないこともあります。屋内でも安定した水耕栽培を実現されたいのであれば、植物育成用ライトを導入すると良いです。

別の記事でもご紹介しますが、植物育成用ライトは、PPFD(光合成光量子束密度)という単位を基準に選ぶと良いです。一方、一般的に光の強さを表すLUX(ルクス)やLUMEN(ルーメン)は、ひとつの目安にすると良いです。



DWCシステムの取り組み例


ネット検索をすることで、いろいろとチャレンジしている方のYouTubeやブログ記事を確認することができます。是非、そちらも参考にしてみてください。



まとめ


まずはスモールスタートすることがおすすめ。

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